当社はガス・石油関連商品以外にも、お客様の快適な暮らしのためにさまざまなサービスをご提供しています。太陽光発電もその一つ。
今回、ご登場いただくのは、松本市岡田下岡田のそば店「手打ち庵なかじま」の店主・中嶋康夫さん。2010年9月に開業して依頼、ずっとLPガスをご利用いただいていたことがきっかけで、2012年には太陽光発電を導入していただきました。
他社とも比較検討した結果、当社を選んでいただいた決め手は「いろいろとお世話になっているし、頑張ってくれたから」。定休日のお店で、お話を伺いました。
店を始めてから1、2年くらいのころから、太陽光発電は気になっていました。テレビなどでも盛んに宣伝していましたし。
最初は、自宅に付けようと考えていましたが、住宅メーカーに問い合わせると「今のままでは強度に問題があるので、補強工事をして屋根を付け替える必要がある」と言われて…そうなると費用もかかってしまうのでちょっと迷っていました。
そのころ、店の方も数社に見積りをお願いしていて、どうもそっちのほうが金額的にも抑えられるということになったので、店に導入することにしました。
担当の角田さんには、ずっとお世話になっていましたし、いろいろ頑張っていただきました。同じ金額ならやはりお世話になっている人に頼みたいですよね。普段の対応も親切だし、角田さんは毎月、そばを食べにも来てくれるので(笑)。
商売は何かと電気を使うものだなあと、開業して初めて感じました。今、店には冷蔵庫が8台あり、冬は5台、夏はフル稼働でやっています。
以前は2万円前後だった月の電気代は、季節によって変動はあるものの、3,000円くらいで済むこともあります。余った電気は売電して、年間で約20万円が戻ってきます。
だいたい11~2年で初期投資は回収できるとは聞いていて、今のところはいいペースですね。うちは、夜は予約制で普段は営業していないので、昼営業だけで考えると十分満足しています。導入後には故障もトラブルも、一度もありません。実際にどうなっているのかもモニターですぐ分かっていいですね。
15歳から54年間、ずっと建設業に従事してきました。そばはずっと趣味で、20年近く打っていました。松本の「そば祭り」で段位認定を受けたり、全国麺類文化地域間交流推進協議会(現・全麺協)に入ったりしていたので、始める前は、気軽にそば屋になれるだろうと思っていたのですが…これが大間違い(笑)。趣味と商売がすぐつながるわけはないですよね。開業にあたっては、木曽や開田、県外のそば店もずいぶん行きましたし、東京のそば学校にも1カ月通いました。
実は今、通信制の高校に通って勉強をしています。孫の高校進学に合わせて一緒に頑張ろうかと思って、一念発起しました。本読んだり、字を書いたり、何か勉強したいという気持ちが学校に通い始めてから特に強くなった気がします。勉強は難しいこともあるけど、面白いって思えるからいいのかもしれません。そば屋を始めたら趣味が仕事になっちゃったので…勉強を新しい趣味にした、というところでしょうか(笑)。
手打ち庵なかじま
そばは国産のみ、野菜は地物を使っています。
住所:長野県松本市岡田下岡田391
TEL:0263-88-5430
営業時間:11時~17時 17時以降は要予約
https://sites.google.com/site/tel885430/